胎児の状態

妊娠各期の胎児の身長・体重

妊娠中のいろいろな時期に、胎児は平均どれくらいの大きさになっていくのか教えてください。

回答者

木村 好秀
日本保健医療大学客員教授

妊娠しますと、妊娠週数により赤ちゃんがどれくらい育っているかはたいへん大きな関心事です。
以前は妊娠の月数単位で赤ちゃんの大きさをあらわしておりましたが、現在は超音波エコーの進歩により週数単位で推定することが可能になりました。

妊娠の月数単位の赤ちゃんの身長は、妊娠5か月までは(妊娠月数の2乗)㎝、妊娠6か月以降では(月数×5)㎝で求められます。
また、同様に体重は妊娠前半期は(妊娠月数の3乗)×2g、後半期は(妊娠月数の3乗)×3gとなり、たとえば9か月では身長は9×5=45㎝となり、体重は(9の3乗)×3=2187gとなります。

超音波エコーでは、赤ちゃんは子宮内で四肢を曲げていますので、身長の測定は困難で、体重は赤ちゃんの頭の横幅でいちばん大きな部分(児頭大横径)と、胎児の躯幹でほぼおへその周囲、大腿骨の長さの3か所を計測して推定しています。

赤ちゃんの発育は遺伝関係、母親の生活習慣、両親の体格、合併症の有無などに影響され、とくに妊娠後半から差が生じてきます。

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