タバコ

妊娠中のタバコで障害が生じるか

どうしても1日10本のタバコがやめられませんが、妊娠中にタバコを吸った場合、子どもが障害を持って生まれてくる心配はありませんか。

回答者

木村 好秀
日本保健医療大学客員教授

今日ほどタバコの害が強く叫ばれている時代はありません。
その成果により平成21年11月現在の成人喫煙率は、男性36.8%、女性9.1%で過去最低を示しています。
妊娠している女性はタバコを吸ってはいけません。
それはタバコに含まれる一酸化炭素とニコチンの有害作用があるからです。
一酸化炭素は母体の血色素(ヘモグロビン)を不活性化し、体内での酸素の運搬が円滑に行えなくなります。

また、ニコチンは子宮動脈を収縮させて胎盤や臍帯の血行を悪化させて、胎児に十分な酸素や栄養素の供給が不都合になります。
その結果、タバコを吸う母親からは流・早産、胎児発育遅滞、周産期死亡の増加をはじめ、学童期における学習成績の低下が起こるともいわれており、百害あって一利もありませんので、きょうからでもやめましょう。

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