X線の影響

妊娠直前のX線検査

不妊症のため、月経が終わったあとに子宮と卵管のX線検査を受けました。その直後の排卵で、偶然妊娠。妊娠したのはうれしいのですが、妊娠直前のX線検査の胎児への影響が心配です。

回答者

住吉 好雄
横浜市立大学医学部産婦人科客員教授

平原 史樹
横浜市立大学大学院医学研究科生殖成育病態医学教授

子宮・卵管造影法では、女性生殖器への被曝線量は2~10mSvといわれています。
妊娠初期の胎児被曝線量の安全線量は10mSv未満とされています。
排卵前の卵巣内の卵への影響に関する報告は見当たりませんが、もしなんらかの影響を受けているとしたら、正常に受精して正常に発育することはなく、卵は死亡して流産するであろうと考えられています。
臨床の場では、子宮卵管造影術後、卵管の疎通性がよくなるためか検査後の最初の排卵で妊娠することはしばしばあり、皆さん正常に発育し、分娩され、児にも異常を認めておりません。

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