食べ物

母体と胎児に必要な栄養

幸いつわりもそれほどひどくなくて3食きちんと食べています。できるだけバランスよく食べるようにはしているのですが、おなかの子どものためにそれだけでよいのか不安です。母体に必要な栄養と胎児に必要な栄養とは別ものでしょうか。

回答者

木村 好秀
日本保健医療大学客員教授

妊娠しますと、たしかに赤ちゃんの成長や発育のために非妊娠時より栄養素を多くとることが必要です。
そしてママが食べたものは消化、吸収され胎盤を介して子宮内の赤ちゃんに供給され共通の栄養分になるのです。

しかし、現在のわが国の食生活の現状を見ますと、一部の栄養素を除いてはとりすぎているともいえましょう。
一般に妊娠していない女性の1日の必要エネルギーは、20~30歳代で軽い労作をしているとして1800kcalくらいとされており、妊娠期には初期50kcal、中期250kcal、末期には450kcalの付加が必要になります。
妊娠初期にはつわりで食事がとれず体重が2~3kgくらい、ときにはそれ以上減少することもありますが、妊娠による増加カロリーは決して多いものではありません。
たとえば、ごはん1杯は約160kcal、ショートケーキ1個約330kcal、スパゲティ・ナポリタン1皿約655kcal、カップラーメン1杯約450kcal、あんパン1個約186kcalなどとなり、むしろ赤ちゃんのためと思って栄養素をとりすぎないことが大切です。

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