X線の影響

X線はどの程度胎児に影響するか

会社の健康診断で胸部のX線検査を受けました。あとでそのときすでに妊娠していたことがわかりました。とったのは妊娠5週(2か月初め)のころです。X線の胎児への影響が心配です。

回答者

住吉 好雄
横浜市立大学医学部産婦人科客員教授

平原 史樹
横浜市立大学大学院医学研究科生殖成育病態医学教授

胸部X線撮影を1回照射すると女性の生殖腺にかかる線量は0.01mSv前後といわれています。
妊娠3~15週ごろ胎児異常を起こすリスクとなる放射線量は50mSv以上とされています。
また同時期に胎児が10~50mSvの被曝を受けたときは、胎児の形態異常は否定できますが、胎児の将来の発ガン、遺伝的影響の可能性は否定できないとされています。
妊娠3~15週の間でも10mSv未満のときはまず胎児への影響はなく、妊娠を継続してなんら差し支えないとされています。
したがって妊娠5週に胸部のX線検査を受けられても心配はありません。

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