家庭でのケア

目薬のさし方

結膜炎になって、目薬をさそうとするのですが、目をぎゅっとつぶってしまい入っているのかどうかわかりません。
どうすればじょうずに目に入れてやることができるでしょうか。

回答者

横谷 進
国立成育医療研究センター生体防御系内科部部長

乳幼児に目薬をさすのは、たしかにとてもむずかしいものです。
1歳になればあばれますし、目をかたくつぶってしまいます。
まだ寝返りができない赤ちゃんや少し聞き分けのある子どもでは、からだの抑制よりも目を開かせることが問題になります。
上のまぶたを指で開かせるのは意外にむずかしいので、下のまぶたを指で押し下げ、少し開いたまぶたの間に目薬を滴下したほうが容易です。
眼球の表面が見えなくても、結膜に滴下できればよいのです。

からだを抑制したほうがよい大部分の乳幼児では、できれば寝かせたからだと手を1人が押さえこみ、もう1人が上に述べた方法で点眼するのがよいと思います。
1人で点眼するならば、まず、子どもをあお向けに寝かせ、大人は子どもの頭の側に正座して両方のひざの間に子どもの両耳をはさんで頭を固定します。
片手のひじから手首を子どもの胸の上に置いてからだを固定すると同時に、子どものひじも押さえて手が出るのを防ぎます。
抑制しているほうの手の親指で下まぶたを下げ、もう一方の手で点眼します。
どうしても手が出てくるときは、はじめにシーツでからだを巻いて両ひじを腋に固定するとよいと思います。

押さえるときはしっかりと、しかし、なるべく短時間ですませることが大切です。

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