気がかりな症状

便のまわりに血がついている

たまにですが、便のまわりに赤い血がついていることがあります。
なにかの病気があるのでしょうか。

回答者

横谷 進
国立成育医療研究センター生体防御系内科部部長

便のまわりに赤い血がついていたという相談を受けることはよくあります。

まず、その赤いものが血かどうかを確認することです。
肉眼で見て明らかなことが多いのですが、便の中に混じっていてわかりにくければ、受診して検査で血液かどうかを確認してもらいましょう。

便に血がついている、というのは便が出るほとんど直前についたものと考えられるので、大腸の下のほう(肛門の近い側)や直腸や肛門からの出血でしょう(もしそれより上のほうであれば便に混じりこみますし、血の色が鮮やかな赤でなくなります)。
出血の原因は肛門の亀裂や痔によるものもあるので、肛門をよく見ましょう。
肛門のしわを指で広げると皮膚や粘膜に傷を見つけることもあります。
もしそうであれば、おむつかぶれや痔の薬を塗るとよくなります。
肛門に異常がなければ直腸かその上に原因があると思われますが、出血の量や回数が少なければなにもしないで様子を見ます。
たいがいは原因不明のままですが、出血はなくなります。
しかし、出血の程度が強い場合や粘液を含んでいる場合は、内視鏡(ファイバースコープ)などの方法で原因を調べる必要があるでしょう。

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