性格形成・こころを育む

思いやりのあるやさしい子に

思いやりのあるやさしい子に育てたいと思っています。性格は環境などに左右されると聞きました。どのように接したらよいでしょうか。

回答者

庄司 順一
元青山学院大学文学部教授、日本子ども家庭総合研究所福祉臨床担当部長

安藤 朗子
日本子ども家庭総合研究所母子保健研究部主任研究員

思いやりとは、人の気持ち(とくに悩みや苦しみ)に気づいて、相手の気持ちにそったかかわり方をすることをいいます。

さて、このような気持ちを持つ子どもに育てるにはどうしたらよいのでしょう。
なによりも、自分が理解され、やさしく接してもらう経験が重要ではないでしょうか。
性格形成において環境の果たす力が大きいことはたしかです。
環境として重要なのは親子関係であることはいうまでもありません。
親との間にしっかりした愛情と信頼の関係を築くことが大事です。

そのためには、楽しいときをいっしょに過ごすこと、そして困ったときには助けてもらえるということを実感できる体験を持つことです。
親から愛されているということが実感できれば、自分への信頼感(自信)や他者への信頼感が育ちます。
親から愛され、尊重されていると感じられなければ、他人の気持ちを思いやる余裕を持つことはむずかしいでしょう。

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