離乳食の進め方・食育

果物は野菜の代わりになるか

野菜はいやがって食べませんが果物なら食べます。栄養的には果物を食べていればよいのでしょうか。生野菜など何歳ごろからよく食べるようになるのでしょう。

回答者

水野 清子
日本子ども家庭総合研究所客員研究員

幼児期になると好ききらいが出てきますが、野菜をきらう子どもが多いのはたしかです。
野菜の中には独特のにおいのするものがありますし、魚や肉にくらべ、野菜をおいしく調理するのはむずかしく、また、切り方が大きかったりかたかったりして、子どもに合った調理をしてあげていないことがその原因になる場合もあるようです。

ご質問の果物は野菜の代用にはなりません。
果物にはビタミンCは含まれていますが、その他の栄養素、たとえばビタミンAやビタミンK、鉄、カルシウムなどは果物に少ないのです。
また野菜には繊維が多く、便通を整える働きもあります。

野菜に含まれるビタミンCは加熱すると半分ぐらい失われてしまいますが、生でなければ栄養がないというものではありません。
とくに緑やだいだい色や黄色の濃い緑黄色野菜はカロテン(体内に入ってビタミンAにかわる)が多く、淡色の野菜と比較して栄養的にもすぐれていますから、毎日少しずつでもチャーハン、ハンバーグ、ギョーザなどに細かく刻んで入れたり、大好きなシチューに入れて煮くずしてみるなど、少しずつ慣らしていくことが大切です。
おいしいスープやみそ汁の実にするのもよいでしょう。

トマトやキュウリなどは、1歳前から生のままで喜んで食べるお子さんもいますが、キャベツやレタスなどの葉ものは軽く湯通しするか、電子レンジで加熱して与えるほうが食べやすいでしょう。
これらの野菜を生でじょうずに食べるのは、2歳を過ぎてからになると思います。

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