家庭でのケア

おなかの病気を察してあげるには

赤ちゃんは、おなかが痛くても、それを口に出しませんが、おなかの病気はどうやって察してあげたらよいのでしょうか。

回答者

榊原 洋一
お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科人間発達科学教授

赤ちゃんは自分の症状を口であらわすことができません。
小児科以外の医者から見ると、自分で自覚症状を告げることのできない赤ちゃんの病気の診断はむずかしいと思われているようですが、慣れればそれほどむずかしくありません。
赤ちゃんは自分の症状に対して正直ですので、腹痛があれば機嫌が悪いか、泣くかします。
大人でもそうですが、おなかをよじるような動きをすることから腹痛であることを推察することもできます。
またおなかを触診して押したときに痛みが増せば、赤ちゃんの表情や泣き声の変化からすぐにわかります。

もちろん、自覚症状以外の客観的な徴候も重要です。
赤ちゃんのおなかの病気は、下痢や嘔吐、発熱などの随伴症状から、診断を絞りこんでいくことができます。
赤ちゃんが数十分から1時間くらいの間隔で苦しそうに泣き、嘔吐や血便が認められれば、腸重積を容易に疑うことができます。

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