気がかりな症状と病気

おしっこがにごっている

おしっこの中に混じりものがあるみたいににごって見えます。
子どもは元気ですが、尿検査の必要があるでしょうか。

回答者

加藤 忠明
国立成育医療研究センター成育政策科学研究部部長、日本子ども家庭総合研究所客員研究員

尿の中に含まれている成分の一部、たとえば尿酸塩等が結晶化してにごって見えることがほとんどです。
この場合は、子どもが飲みたがる範囲で水分を飲ませていれば、尿が薄まりますので、にごる頻度が減ります。

しかし、治療が必要な膀胱炎の場合もありますので、可能であればにごっている尿を持参して、小児科を受診してください。
自宅で採尿できなければ、病院で子どもの外陰部にパックをはって尿がたまるのを待ち、尿検査をします。
膀胱炎では、ばい菌と闘った白血球が尿の中にたくさん出てくるため、尿がにごって見えます。
また、しょっちゅうお手洗いに行きたがるけれど、排尿時に痛みがあるため排尿するのをいやがり、結局はおもらしすることがよくあります。
2歳児ですと、いったん取れていたおむつを、再度しなければならなくなります。
さらに膀胱炎を放置して、ばい菌が腎臓まで達すると発熱して元気がなくなり、おなかが痛くなる急性腎盂炎になります。
したがって、膀胱炎であれば、早めに診断して早めに治療することが大切です。

また、きわめてまれな病気で尿がにごることもありますので、にごっている頻度が高ければ、一度は尿検査をして、心配ないことを確かめてください。

同時期によく見られている質問

戻る