からだとこころを育む

おもちゃを貸せない

自分のおもちゃをお友だちに貸してあげることができません。よその子が持っているものはほしがってひったくるように取ろうとするのに、自分のものは決して貸しません。おかげでいつもどちらかが泣くことになってしまいます。どのように話せばよいでしょうか。

回答者

齋藤 幸子
日本子ども家庭総合研究所母子保健研究部主任研究員

この年齢では、おもちゃを貸せないのは、当たり前ということをまず知っておいてください。
2歳を過ぎて自分と他人の区別がつくようになると、自分を主張するようになります。
いま使っているおもちゃは自分の一部のようなものですから、貸すことはできません。
ただ、なかには聞き分けのいい子がいて、そうでない子の親としては肩身が狭いものです。
できれば、ほかの親ごさんもこのような子どもの発達段階を理解して、見守ってもらえるとよいのですが。

聞き分けのいい子はまわりはほっとしますが、それなりに無理をしていることもあります。
聞き分けのない子は、自己主張の練習をしていると考えてはいかがでしょう。
2人とも泣いてしまったら、離れたところでしばらく遊ばせ、頃合いを見て「◯◯ちゃんが待ってるから、貸してあげようか」などと声かけをし、もし貸してあげることができたらほめてあげましょう。
貸すことを無理じいする必要はありません。
もう少したつと、自分を大切にし、同じように他人も大切にすることを学習していきます。
大人は子どもの発達の道筋を把握していると比較的余裕を持って対応できると思います。

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