気がかりな症状と病気

扁桃の手術

扁桃が大きいし、アデノイドもあるといわれました。
小学校に上がる前に手術をしたほうがよいと聞いていますが、最近取らないほうがよいともいわれました。
どちらがよいのでしょうか。

回答者

鈴木 五男
すず木こどもクリニック院長

扁桃には2種類あります。
のどをあけると見えるのが口蓋扁桃であり、さらに奥のふつう見ることができない場所に咽頭扁桃があります。
扁桃はリンパ組織で、7~8歳まで生理的に大きくなります。
扁桃肥大といわれるのが、この口蓋扁桃の肥大したものです。
また咽頭扁桃が肥大したものがアデノイドであり、いびきの原因になったり、鼻がつまったようになります。
扁桃はリンパ組織として、からだの防御機構として、からだに入ってくるウイルスや菌を食い止める働きを持つといわれています。
その意味でもただ大きいからといって、手術して取るようなことはありません。

一方扁桃はウイルスやばい菌など感染の場となり、発熱やのどの痛みを訴えます。
繰り返す場合でも多くは薬物療法が中心となり、効果も十分あります。
それでも繰り返す扁桃炎により腎炎を起こしたり、悪化する可能性があるときや、そのほか無呼吸発作など、からだに影響があるような場合は、ときに手術により扁桃を除去することがあります。

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