からだとこころを育む

おもちゃの取りあいをする

砂場などに行くとすぐおもちゃの取りあいになり、相手の物をとってしまったり、あっという間にひっかいたり、かみついたりするので先方に申しわけなく、遊ぶのをしばらくやめさせています。

回答者

安藤 朗子
日本子ども家庭総合研究所母子保健研究部主任研究員

この時期の子どもは、自分の物と他人の物の区別がまだしっかりついていません。
一方「自分の物」という所有意識が芽ばえてきています。
したがって、自分の物を人に貸せないうえに、相手の物も自分の物といった主張をするので、大人の目にはわがままと映ってしまうでしょう。

また、お子さんは、自分の気持ちや考えを言葉で伝えることにはまだ限界があります。
とっさのときには、言葉よりもてっとり早く行動(乱暴な場合が多い)に訴えることが目立つのもこの時期の特徴といえます。

お友だちと遊ばせるのがいやになってしまう気持ちもわかりますが、遊ぶのをやめさせてもなかなか問題は解決しません。
子ども同士のかかわり合いの中で、教えていくしかないと思います。
他の子どもに対する乱暴自体は、止めたり、叱ったりしなければなりません。
そのときには、しつこく叱りすぎたりしないようにしましょう。
そして、子どもの気持ちをくんで、またそれを言葉でどのように表現すればよいか、いい方を教えてあげましょう。
なお、親がよく手を出している場合には、子どもも親と同じように手を出してしまうということもありますので気をつけなければなりません。

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