からだとこころを育む

性格はかわるか

とてもひっこみ思案な子です。「三つ子の魂百まで」といわれますが、性格はもうかわらないのでしょうか。

回答者

庄司 順一
元青山学院大学文学部教授、日本子ども家庭総合研究所福祉臨床担当部長

安藤 朗子
日本子ども家庭総合研究所母子保健研究部主任研究員

「三つ子の魂百まで」ということわざはよく使われます。
ここから、「3歳までに」とか「3歳までは母の手で」という「3歳児神話」も出てきました。

乳幼児期が重要であることはいうまでもありません。
それは、この時期がのちの発達の基礎となるからです。
しかし、この時期に、性格や能力がすべて決まってしまうということはありません。
3歳までしっかり育てれば、あとはどんな育て方でも問題は起きないのでしょうか。
3歳まで不遇な環境にいた子どもはもう取りかえしがつかないのでしょうか。
そんなことはありません。
また、乳幼児期が大事だとしても、乳幼児期だけが大事ということもないでしょう。
人生で大事でない時期なんてないと思います。

さて、ひっこみ思案なお子さんということですが、そのような子どもは、まわりでどんなことが起きているかをしっかり見ていて、安心できると自分もかかわっていきます。
ですから、子どもが安心だと思えるようになるまで、少し時間をかしてあげるとよいでしょう。

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