気になる症状と病気

ぜんそく

半年前にぜんそくと診断され薬を飲むようになりました。発作を繰り返すことで気道の過敏性が増し、重症化すると聞き、心配でしかたありません。小さなぜん鳴にもびくびくしてしまいますが気にしすぎでしょうか。

回答者

正木 拓朗
マサキ小児科アレルギー科院長

気管支ぜんそくの治療は現在、大人も子どももアレルギー学会のガイドラインに沿って行われています。
ぜんそくの治療のポイントは、ぜんそく発作を抑え込む、起こさないようにすることです。

例えば、当初軽いぜんそくと診断され、抗アレルギー剤だけの服用で治療を始めたところ、その後もぜんそく発作がたびたび起きる場合は、治療のステップアップといってワンランク上の治療を加えます。
具体的には吸入ステロイドの追加です。
吸入ステロイドを使うことでほとんどの場合、ぜんそく発作は見られなくなります。
お子さんに発作が起きないかと心配され、実際に発作が起きているのであれば、主治医と相談し、治療のステップアップをされることをおすすめします。

大きな発作が起きたり軽い発作が長期間続くと、気道が過敏になったり、リモデリングといって気道炎症の慢性化が起きる可能性があります。
しかし、ぜんそく治療のステップアップは、ぜんそく発作や気道の炎症を抑え込むことで、心配されている気道過敏性、気道炎症の慢性化を予防できるわけです。

大事なことは、余計な心配をせず、現在のお子さんの重症度を客観的に判断し、それに合った治療を行うことです。
また、子どものぜんそくは、ほとんどがアトピー型ですから家庭内の環境整備(ダニ退治、ペットの除去、禁煙など)や、お子さんの体力づくりに目を向けるようにしてください。
子どものぜんそくは、アウトグローといって年齢が高くなるとよくなることが期待できます。
ぜんそくばかり心配せず、お子さんの成長を見守ってあげてください。

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