薬の影響

市販薬の胎児への影響

かぜをひいたらしいので、薬局でかぜ薬を買って飲んでいましたら、そのころ妊娠していることがわかりました。妊娠初期には、どんな薬を飲んでもいけないのでしょうか。

回答者

住吉 好雄
横浜市立大学医学部産婦人科客員教授

平原 史樹
横浜市立大学大学院医学研究科生殖成育病態医学教授

妊娠初期12週ごろまでに赤ちゃんのからだのすべての器官がつくられるので、先天異常を起こす心配があるわけですが、なにもしなくても2~3%の赤ちゃんに先天異常が発生するといわれています。
薬局でかぜ薬を買って飲まれたことが形態異常の原因になるのではないかとご心配のようですが、かつてのサリドマイド(R)のような明らかに高い頻度で形態異常を発生する薬は現在発売されておりません。
もちろん皮膚科の薬でチガソンカプセル(R)、抗てんかん薬、抗がん剤等の中には催奇形性があるといわれる薬もありますが、市販のかぜ薬の成分にはそのようなものは入っていませんし、短期間の使用で胎児に異常をきたすことは考えられません。

国立成育医療研究センター(「妊娠と薬情報センター」)を中心に、各地区に相談窓口病院を設置して、妊婦・胎児に対する服薬の影響に関する有料相談を実施しています。
詳しくはセンターのホームページでご確認ください。
国立成育医療研究センター(妊娠と薬情報センター)http://www.ncchd.go.jp/kusuri/

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