薬の影響

酔い止め薬の胎児への影響

先日酔い止めを飲んで車で出かけたのですが、いつもより具合が悪く、帰りには少し多めに飲みました。あとから妊娠に気づきおどろきました。いまから考えるとつわりもあったのかもしれません。乗り物の酔い止め薬は胎児に影響を与えますか。異常が起こる可能性はあるでしょうか。心配でたまりません。

回答者

住吉 好雄
横浜市立大学医学部産婦人科客員教授

平原 史樹
横浜市立大学大学院医学研究科生殖成育病態医学教授

乗り物酔いの薬は制吐薬、抗めまい薬のどれかをお飲みになったものと思います。
これらの薬はつわりのひどいときにも処方されます。
中枢性制吐薬としてはフェノチアジン系薬剤、抗ヒスタミン系薬剤があります。
フェノチアジン系薬剤にはピーゼットシー(R)、トリラホン(R)などがあり、抗ヒスタミン薬にはドラマミン(R)、トラベルミン(R)などがあります。
その他塩酸クロルプロマジン(コントミン(R)、ウインタミン(R))、塩酸プロメタジン(ピレチア(R)、ヒベルナ(R))などが使われます。
これらの副作用として眠気、頭重感、全身倦怠感などがありますが、これらの薬剤で特定の形態異常が発症したという報告はありませんのでまず心配はないと思われます。

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