流産

なぜ妊娠初期に流産が多いのか

流産は妊娠2、3か月に多いとのことですが、なぜでしょうか。

回答者

木村 好秀
日本保健医療大学客員教授

流産とは、妊娠初期から妊娠22週未満の妊娠の中断をいいます。
中でも流産は胎盤が形成される前の妊娠8~10週ごろにその頻度が高く、10~15%も見られます。
流産の原因は母体側ならびに胎児側など多岐にわたり、臨床症状から流産の原因を明らかにすることはきわめて困難なことです。
しかし、流産例では染色体異常が原因となっていることが多いとされており、これは生物としての自然淘汰であるとも考えられます。

母体側原因として、たとえば子宮の奇形、頸管無力症、子宮筋腫、外傷、母体合併症などがあれば比較的流産の因果関係が求めやすく、胎児側では明らかな臍帯・胎盤異常を認めれば流産の因果関係を明らかにすることができることもあります。

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